税理士は、11月からは毎年なにかと忙しい日々を過ごします。

今年は、11月末から「今日は茨城で贈与資産税のご相談、翌日は埼玉で法人の決算打ち合わせ、そしてその翌日は、相続の現地調査で・・・」という感じで、関東を横断（大げさ？）しています。

移動距離は長いのですが、翌日の打ち合わせで必要になる知識を得るために、分厚い税務の本を何冊か持って行き、読書に疲れたら、窓の景色を楽しんだりして、距離の割に時間はあっという間です。

電車での長距離移動が続いた後に、車で顧問先に行く間、何気なくラジオを付けていたら、クリスマスソングが聞こえてきました。これを聞くだけでも気分が華やかになりますが、このときに聞いた名言が心に響きました。

それは

「この時を楽しみなさい。この時こそあなたの人生なのです」

という言葉で、ウマルハイヤームという学者の言葉ですが、この方は数学や天文学を研究してイランの暦を作成したそうです。

忙しくても、忙しい自分を楽しみ、自分の思ってもないことがおこったとしても、これも自分の人生かと楽観する。

今という瞬間は、大切な自分の人生だから、先のことを考えて大切な人生を不安な気持ちで送るより、今の自分の状況を愉しむ。

どこかで聞いたことがあることばのような気がしますが、そのときなぜかタイミングよく心に残りました。

そして、実は、この後、これを裏付けるような出来事があったのですが、それは、また次回に