税理士という職業柄、会社の偉い方や経営トップの方と接する機会が恐らくダントツに多いと思われます。

その会社の規模を問わないとすれば、恐らく他の職種ではあり得ない位、ではないかと思います。

つい先日、ある会社の創業社長から電話を頂戴して、

「あなたは、いろんな会社の社長を見てきているから、社長というのが、どんなに（いろんな意味で）大変かわかると思う。それを自分の子供（つまり次の社長となる方）に伝えて欲しい」と言われました。

そこで、早速、本日あったことを忘れないうちに書いておきます。

ある社長（先ほどの社長とは別）のところに、私からのご紹介で、まだお若いとある会社の男性社員さんが訪問しました。もちろんお二人は初対面です。

社長は、いつも通り、分け隔てなく、飛び切りの「おもてなし」をその男性社員さんにしてくださったそうです。

いつも、どんなときも、肩書きを気にせずに、どんな方でも分け隔てなく、対応してくださるのです。

仕事も一流の技術をお持ちで、かなり忙しい時期だったようですが、初対面の方にきちんと「おもてなし」をしてくださるのです。

後で男性社員の方から連絡をいただき、大事な契約を決めるのに、私に任せてあるから、確認して進めて欲しいと仰ったということで、その日に社長から受けた「おもてなし」にやはり感動されたようでした。

「おもてなし」は人を感動させ、「信頼」は人を熱くします。

初めてお会いしてから20年、いつも勉強させていただいています。