昨年からの相続税のお仕事、無事に申告書を提出しました。 相続税の申告書に添付する資料、今回はボリュームもあったので、厚くなり、4センチほどになりました。 税務署に 「すみません、たくさん添付資料があるので、二冊になってしまいました」と伝えたら、「ありがとうございます！」と言われました！ 私の作成した相続税申告書の添付資料は、いつも厚いのですが、今回のように2冊になってしまうのは初めてかも。 勤務していた頃から通算すると、相当の数の相続税申告をしています。 税務署の方が、机上で見て分かりやすく、論点となりそうなところは、条文もあらためて説明して、今回の適用要件と合致しているという証拠書類を提出します。 また、論点は、信頼できる税理士にも確認していますので、時間も手間もかかります。 銀行や証券会社からの資料は、今回少し疑問が生じましたので、改めて確認してもらいました。 結果、前回からの相続財産が漏れていることがわかり、急いで証明書をとってもらいました。 不動産や銀行口座、株など、相続のときになぜか発見されずにそのままの状態になっている資産が、実は相当あるのです。 あとで発見されたときに、もう当時の相続人と連絡がとれなくなっていたりしたら、弁護士さんに頼んで手続きをしてもらえれば、まだ良いのですが、どうしようもない状態になってしまうかもしれません。 そんなことを避けるために、証券会社や銀行には、嫌われていると思いますが、何度もしつこく確認することがあります。（今回もそうでした＾＾） でも依頼してくださった相続人の皆様からの 「今回の申告、石塚さんに頼んで本当によかった」 という言葉で、そんな苦労も全て報われます。 さて、これから法定調書の提出、決算申告などまだまだ、1月の仕事があります。 新規で相続の相談の方が何人かいらっしゃいますので、気を抜かず、丁寧に仕事をしたいと思います。