気が付けば7月も終わろうとしています。

2021年も静かに半分過ぎていきました。

相続、譲渡などの仕事をさせていただく関係で、Ｇｏｏｇｌｅmapを使うことが多いです。

今年の確定申告で土地の譲渡所得の依頼があり、Ｇｏｏｇｌｅで調べたら、20年ほど前に

よく遊びに伺っていた知人宅近所であることが判明しました。

写真を見て、あまりの懐かしさに胸がいっぱいになりました。

土地の譲渡は、簡単に説明すると、売った金額から買った金額を引いて、諸費用を引いた金額に税金がかかります。

ところが、この買った金額がいくらだったのかが分からないケースが多いです。

そこで、当時の時価などから計算していく方法などを検討します。

ただし、これにも要件があり、今回はこの要件の一つに該当しなかったので、市役所

組合などに問い合わせて2-3日かけて調べました。

当時の公表されている時価を探し、基準地点を探し、当時の新聞記事を探し

手探りですが、少しでも何か掴めないかとずっと調べていました。

法律、判例などを読んで、

「よし、この方法もできそう。やれるだけやってみようかどうしようか」

と、信頼できる同業の友人にも相談して考えをまとめます。

最終的には、それぞれのリスクを説明して、納税者に判断していただくのですが

今回は、土地勘もあったので、こういった作業が実に面白かったです。

その土地に行かなくても、ここまで詳しくなれるのは、

Ｇｏｏｇｌｅがあるからですね。

情報化社会で怖い部分もありますが、リスク対策して上手に使っていきたいです。