2023年振り返り2
振り返り1で、「インボイスの説明会」で忙しくなったことを書きました。
この説明会ですが、お客様を集めて一般的なインボイスの説明をしても意味がないと友人税理士からアドバイスを受けて、お客様のところに私が伺い、そのお客様が使用している会計帳簿、立替金請求のフォーマットを用いて、お客様に沿った形で説明会を行いました。
なぜなら、今回のインボイスでは、各会社ごとに異なる対応が必要となるからです。
インボイス説明会といっても消費税の免税業者、課税業者でも原則方式を採用している会社、簡易課税を採用している会社、簡易インボイスが認められる事業者、それぞれに必要な情報、要らない情報を振り分けて説明しないと意味がない、と。
友人の話に納得して、インボイスに関する知識を深めるだけの説明会ではなくて、自分の会社がどうやったらこの制度で損をしないかということを中心に説明をしました。
具体的には原則課税のお客様には、従業員さんに
「領収証をもらったら、必ず3点を確認して、不明点はその場で問い合わせてください」
と説明しました。
そして説明会が終わったのが10月の初旬、その後に税務調査の連絡がきました。
コロナが5類に移行したので、今まで落ち着いていた税務調査が活発になると予想していたので驚きもしませんでした。
ただ、申告してすぐに調査の連絡があったことは意外でした。
後に、新聞記事で、国税当局が税務調査で人工知能の活用を本格化し、22年度の法人税と消費税、源泉所得税の追徴税額は3563億円で前年度比40.5%増だったことを知りました。
またまた長くなりましたので、続きは次回に。
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