確定申告の注意点その3 医療費控除
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確定申告の注意点その3 医療費控除

2016年03月01日(火)6:14 AM

昨日は4年に一度のうるう年。確定申告までの間、一日増えてくれるなんて、税理士にとって救いの神です。月末の月曜日で申告期限でもあるので、朝一で電子申告をして、新宿で税務相談打ち合わせをしたり、報告をしたり、資料の手配をしたり、資料を受け取りに行ったりと夕方まで予定がありました。タスクの数は10個以上ありましたが、なんとかクリアできました。

さて、本日は「医療費控除」です。最近、クレジット対応の病院も増えているようですので、クレジット払いかどうかはよく確認してください。支払が27年中に終わっていないと、控除対象ではないのです。

鍼灸やマッサージも対象になりますが、こちらは、回数券を購入していることもありますので、金額に注意して下さい。回数券も27年中に使用したもの以外は対象になりません。

交通費はタクシー以外、領収証をもらうことがないと思いますが、電車代も控除の対象になります。しかし、自家用車を使用した場合のガソリン代や駐車場代は対象になりません。

介護サービスは、対象になるものとならないものがあります。領収証に医療費控除の対象額が記載されていると思いますので、領収証を確認してください。

最後のポイントは、家族の医療費はまとめて、一番所得の高い人から控除をします。それぞれで控除するのはもったいないです。10万円の足切がありますので。

医療費が年間10万円いかない場合は、所得が少ない人から控除すると、還付を受けることが出来るかもしれません。

一番身近な確定申告の内容ですので、疑問に思ったらどんなことでもすぐに聞いてくださいね。



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