【改正シリーズ】ふるさと納税
11月に入ってから、日が暮れるのが早くなりました。
2021年になってから最近まで、ずっと何かしら我慢して過ごしてきた日常が、少しずつコロナ前に戻ってきています。
今年もあと50日、そろそろ「ふるさと納税」を考える時期となりました。
そして、今年は、ふるさと納税の改正が行われています。
ふるさと納税は、個人の所得により控除上限金額までの寄付をすると、自己負担2000円で返礼品が頂けるという制度です
日本各地の特産品を頂けるので、所得の多い方は10か所以上に寄附をされていたケースもありました。
書類紛失しないように気を付けていただいていたと思いますが、今年から、それが不要となります。
確定申告時は、全ての寄付金証明書を全て提出していただき、確定申告書に一つずつ入力していきましたが、今後は簡素化されます。
令和3年の改正で、ふるさと納税を扱っているサイト運営者で、特定事業者に該当するものが、「寄附金控除に関する証明書」を発行してくれることになりました。
この年間寄附額を記載した「寄附金控除に関する証明書」のデータを国税庁の確定申告作成コーナーで読み込ませることで、今まで1つずつ寄附先や寄附金額を入力していた手間が省けます。
ふるさと納税に関しては、今までお客様に毎年注意を促してきましたが
「ワンストップ納税」の手続きをしていたとしても、医療費控除などで確定申告する場合は、必ず確定申告でふるさと納税を申告しなくてはいけません!!
以前、ご相談者様で、
「ワンストップ納税の手続きをしたから、確定申告のときにふるさと納税の申告をしない」
という方がいらしたので、毎年確認をしております。
今後は、ワンストップ納税より確定申告の方が手続きが楽になるのではないかと思います。
返礼品を眺めながら過ごして、クリスマスプレゼント代わりに自分にプレゼントするのは、ささやかな自分へのご褒美ですね。
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