ご紹介で　確定申告のご依頼をいただきました。

ご紹介をいただいてから最初にお会いしたときに、障がい者認定を受けた方が良いのではないかとご提案させていただきました。

お忙しくて介護認定を受けていらっしゃらない方にも　必ず、こちらの認定を受けるようにお話をしております。

場合によっては過去にさかのぼって、障がい者控除の適用を受けることができます。

また、歩行困難な場合は、郵送でのやりとりをしてくださいますので、億劫でもぜひ自治体にご相談をお勧めします。

今回も過去にさかのぼって認定を受けることができましたので、ご本人と配偶者がそれぞれ相当の控除を受けることができ、還付となる予定です。

また、配当があるケースでは、所得税で有利な総合課税を申告して、住民税では異なる課税方式を選択することができるような改正も行われました。

たかが配当でも　住民税と所得税を合計すると、かなり大きな税額の差となります。

有利な税制を適用するには、期限までに申告する必要があったり、一度申告して後から有利な方法に変更することが不可能なことがあります。

今回も配当控除を受けると税額還付、受けないと納税というケースでした。

過去の分は、訂正できませんので、今年から配当控除適用となります。

証券税制は、近年改正が多かったため　過去のインターネット情報などを参考に申告して、取り返しがつかないことになったといったご相談もありました。

このあたり、お客様にお出しする　「確定申告ご案内」にきちんと示していかなければいけませんね。